こんにちは^^
試験問題解説②はお読みいただけましたか?
今回は、問3のコード問題について解説します。
コードネーム問題について
コードネームを覚えるのって大変ではありませんか?
私はエレクトーングレードを受験する際に
コードネームを覚えることになったのですが、
コードネームを覚えるのが苦痛で(笑)
もうグレードなんていらない!!!
なーんてバカなことを考えていました^^;
でも、ある先生に、コードネームを書き出す宿題をだされ、、
そのときに、あることに気づいたんです。
解説の中でコードの解き方についても触れていますので
ぜひ参考にしてくださいね!
問3の問題内容
次のコードネームに当てはまる鍵盤の位置として正しい組み合わせを選びなさい
ア イ ウ
F♯ ⑫⑮⑲ ④⑥⑫ ⑫⑯⑲
Gm ⑨⑬⑰ ⑬⑯⑳ ①⑤⑧
B♭7 ②④⑧ ⑨⑭⑯ ⑧⑮⑯
Caug ②⑥⑩ ⑪⑭⑱ ⑥⑪⑭
(組み合わせ)
F♯ Gm B♭7 Caug
1 ア イ ア イ
2 イ イ イ ア
3 イ ウ ア ウ
4 ウ ア ウ ア
5 ウ イ ア ア
問3の答えは・・・
問3の答えは5です。解けましたか?^^
納得できない!というそこのアナタ、
解説読んでくださいね♪
問3の解説
それではここからは、細かく解説させていただきますね。
F♯から順番に説明します。
【F♯】
まず、F♯はなんの音になるかわかりますか?
F=ファなので、ファ♯になりますね。
ということで、ファ♯を根音にしてコードを形成していきます。
こちらのコードはメジャーコードなので、
(1番下の音)根音+(3音=真ん中の音)長3度
+(5音=一番上の音)完全5度
※5音は根音から数えています。
となります。
したがって、
F♯→ファ♯、ラ♯、ド♯
になります。
これに当てはまるのは【ウ】ですね!
【Gm】
続いては、Gmです!
こちらはマイナーコードですね。
G=ソなので、根音はソ、
根音+(3音)短3度+(5音)完全5度
※5音は根音から数えています。
というわけで、
Gm→ソ、シ♭、レになります♪
すぐに鍵盤が触れる方はぜひ弾いて確認してみてください。
シの♭を省くと長3度になり、【G】というコードになりますよ。
これにあてはまる選択肢は【イ】ですね!!
【B♭7】
さて、次に出てきたのはB♭7です!
B♭はドレミファソラシドでいうと、シの♭のことですね。
こちらはセブンスコードですね。
セブンスは、その名の通りメジャーコードに7番目の音を付け加えた
コードです。
7番目は7番目でも、
短7度 なので気をつけてくださいね!
根音+長3度+完全5度+短7度 となります。
※5音、7音は根音から数えています。
というわけで、
B♭7→シ♭レファラ♭
となります。
ところで、伴奏を弾いていると「シファソ」っていう和音
よく弾きませんか?
これは、「ソシレファ」を転回(和音の順番を変える)して
5音を省略したものです。
こちらのコードも、転回して、5音を省略しています。
答えは「ア」の ラ♭シ♭レ になります。
セブンスコードでは5音を省略する形で出題されることが多いので
気をつけてくださいね!
【Caug】
最後はCaugというコードです。
augというコードはオーグ(ギュ)メントと読みますが、
これは、「増加させる」という意味があります。
ではどこをどう増加させるのかというと、
第5音を半音増加させます。
ということで、
Cメジャーコードの「ドミソ」のソに♯をつけて、
Caug→ドミソ♯ となります。
というわけで答えは ア になります♪
コードの覚え方
最初に少し書きましたが、コードネームって
覚えるのが大変なんです。
でも、コードは構成と、C=ドミソであることを知っていれば
けっこう楽に解くことができますよ♪
その解説はまた次回に♪
今回もお読みいただきありがとうございました^^